今回は、G&Gの電動ガン「CM16SRXL」を購入したのでレビューをしていきたいと思います。
電動ガン CM16SRXLを購入した経緯
アメリカ発祥の実銃を使った射撃競技で「スチールチャレンジ」というスピードシューティングの競技があり、日本ではエアガンを使って開催されています。
それまで、ハンドガンのみで行われていましたが、昨年よりロングガン(ライフルやショットガン)を使ったカテゴリが新設され、その競技の練習用に購入しました。
それまでライフルは東京マルイのハイサイクルM4 CRWを使用していましたが、ハイサクルと言えども「スチールチャレンジ」の様な早撃ち競技にはトリガーレスポンスが追い付いてこない為、海外製の電子トリガーを搭載しているG&GのCM16SRXLの購入に踏み切りました。
数ある海外メーカーの中からG&Gの製品を選んだのは、他の海外製品の場合は箱だしの状態で弾速が速すぎて、国内のシューティングマッチにエントリーする為には、弾速を調整する必要があるからです。
G&Gとは
G&Gは数ある海外電動ガンメーカーの中でも、安定した商品を供給している日本でも人気の台湾のメーカーです。
電動ガンCM16SRXLのスペック・説明
CM16シリーズは、ベトナム戦争から実践配備された米軍の正式採用銃である、M16シリーズの発展形であるM4ライフルのスタイルを踏襲したデザインの電動ガンで、アルミCNC超軽量の12インチKeymodハンドガードを搭載しているのが外見上の特徴です。
内部メカにはMOSFET/ETUを搭載しており、フルオート・3点バーストに加え、驚異のセミオートレスポンスを実現しており、軽量・ハイスペックでゲームウェッポンとしても実用的です。
また、人間工学に基づいた設計やフレームはナイロン樹脂を使用して軽量化を実現しており、扱いやすくスピードとレスポンスが要求されるシューティングマッチの使用にも耐えうるスペックとなっています。
電動ガCM16SRXLを使った感想
海外製品は製品の精度にバラつきがあり、かなりの確率でハズレな物が多く、購入後ある程度の調整を自分でしないといけないと、購入前には結構脅されました。
しかし、いざ使ってみるとそれ程の事も無く普通に使えている状態ではあります。
弾詰まりや作動不良も無く、スチールチャレンジで使う10m未満でのアキュラシーも問題無くまとまっています。
気になる点と言えば、発射時に機関部から聞こえてくるバネ鳴りがかなり耳障りな事です。
これは国内の弾速規定に合わせる為に、内部のスプリングを少し弱い物に交換しているのが原因と思われるので、ある程度 妥協が必要な部分かも知れません。
また、電子トリーガー採用でかなりレスポンスは良くなっていますが、期待していた程では無かったと言うのが正直な感想です。
電動ガンCM16SRXLレビューまとめ
トリガーレスポンスの更なる改善を求める場合には、モーターを交換したり電子ユニットに手を加えたりと、かなり電気的な部分にカスタムを施さなければけないので、出来れば避けたい部分です。
しばらく現状で様子を見て、どうしても不満ならばショップに出してカスタムをお願いしたいと思います。
箱だし状態で、バッテリーは本体と同じG&Gのニッケル水素バッテリーを使用。
ダットサイトにVector Opticsを乗っけただけで練習会に参加してみました。
概ね使い勝手は良いですが、サイトパララックスに少々戸惑いを感じました。
もう少し撃ってみて慣れるか、マウントの低いサイトを探すか検討が必要です。