車を所有している人は、2年に1度車検を受ける形になります。
車を所有する人の義務と言っても良いでしょう。
車検を受けることができる場所は、大きく分けて2つあります。
自動車販売店(ディーラー)で受けるディーラー車検と運輸支局に車を持ち込み車検を受ける、いわゆるユーザー車検と呼ばれるものです。
ここでは、ディーラで車検を受ける場合に必要な手順や書類などを、詳しく解説します。
ディーラー車検の流れ
ディーラーで車検を受けようと思うけど、まず何から始めたらいいの?と分からない方も多いと思います。
まずは、ディーラー車検の流れを見ていきましょう。
車検の有効期限を確認する
・車検シールや車検証などで車検の有効期限を確認しましょう。
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車検の予約
・車検を受けられる期間は決まっています。
・車検満了日の1か月前から満了日までが車検を受けることができる期間になります。
・車検満了日が確認出来たら、車検を受けるお店に車検の予約をしましょう。
・予約方法は、お店に直接行き受付で予約する場合、電話にて車検を受けたい日にちを伝える場合、スマートフォンなどでのWEB予約があります。
・電話は苦手、時間が無いという方はWEB予約がおすすめです。
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入庫・受付
・予約した日にディーラーに車を持って行きましょう。
・お店に行ったらまず受付で必要書類の確認などをします。
車検の見積もり
・お店で見積りをしてもらい、整備に必要な個所の説明などを受けることができます。
・車検にかかる費用を確認します。
車検終了・清算
・車検が終わるとディーラーから車検終了の連絡がきます。
・車検費用を清算します。
車検証の交付
・後日、新しい車検証と車検シールがディーラーに届くので取りに行きましょう。
・新しい車検証を車に乗せて、車検の全ての行程の終了です。
・新しい車検シールは車検証をディーラーに受け取りに行った際、スタッフが貼ってくれます。
・車検証はお店で受け取りと自宅へ郵送が選択できます。
以上がディーラー車検の流れになります。
次に車検に必要な書類をみていきましょう。
ディーラー車検に必要な書類
車検を受ける際、必要な書類を揃えなければいけません。
しかし、どんな書類が必要か分からない方がほとんどだと思います。
それでは必要書類を詳しく説明します。
車検証
・「車検証」正式には自動車検査証といいます。
・
もし紛失した場合はすみやかに再発行しないといけません。
車検証を紛失した状態で公道を運転した場合は道路運送車両法に違反となり50万円以下の罰金が科せられます。
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納税証明書
自動車納税証明書は、自動車税を払ったことを証明するための書類です。
指定金融機関の窓口、コンビニエンスストアなどで支払った際に半券に受領印があるのが証明書になります。
自賠責保険証明書
正式名は自動車損害賠償責任保険証明書といい、車を所有する人は必ず加入しなければならない自賠責保険の保険証のことです。
車検と同時に更新されることが多く、車検証と一緒に証明書は車に積んでおく場合が多いと思います。
認印
使用者の印鑑(認印)を持って行きます。
思ったよりも書類の数は少ないですが、普段見慣れない書類ばかりだと思います。
車検前に慌てないよう準備しておきましょう。
まとめ
車検と言えば、書類を揃えたり、手続きをしたりとめんどうな事が多いですが、ディーラー車検ならの車検の手間を減らすことができたり、メーカーの車に詳しいスタッフが車検整備を行ってくれるので、車検や車の知識が無い人や安心して車に乗っていたいという人にはディーラーでの車検をおすすめします。